シロアリ、岐阜・三重・愛知を中心に害虫予防や駆除、防水工事などのリフォームで住宅をお守りします

 
シロアリ工事

シロアリ工事(アリとシロアリ)

昆虫とは

(辞書ではこう記されています)

昆虫網に分類される節足動物門(=セッソクドウブツモン)の総称。体は頭・胸・腹の3分に区別され、頭部には1対の触覚と複眼(=フクガン)通常は3個の単眼(=タンガン)を持つ。口は噛む・なめる・吸う等の型があり胸部には3対の脚がある。2対の翅がある有翅と無翅昆虫に大別される。成虫になるまで脱皮と変態を行う。

六脚類(=ロッキャクルイ) 虫

*日常会話で昆虫等を単に「虫」と呼ぶことがありますが本来小動物全般を意味する事になります。

昆虫の特徴

成虫の体は必ず頭部・胸部・腹部の3つに分かれていて胸部のみに脚があります。節足動物の体は体節(=タイセツ)と呼ばれる節の繰り返しの構造でできていますが、体節が幾つかのセットになっており機能・構造的にまとまった部分に分かれています。昆虫以外の節足動物では明確な部域に分かれないグループや2つの部位(頭部と胸部)に分かれるものなどが存在しています。

昆虫の特徴1
翅がある(昆虫のみにみられる部品です。)
中には翅を持たないのに昆虫網となるものが存在しますが(*ノミ・シラミ等)もともとは翅を持っていたのに進化してなくなってしまいました。(*必要がなくなってしまったようです。)
昆虫の特徴2
触覚がある(センサーの様な役割を果たしています)
昆虫の特徴3
小さい(大きくなれない仕組みが体に隠されています)
昆虫の特徴4
気門がある(空気を取り入れる穴が空いています)
昆虫の特徴5
脚が6本(胸部が3節に分かれておりその1つに対して1対の脚を持っています)
昆虫の特徴6
完全変態する個体が7割を占めている(蛹の過程があるものを「完全変態(=カンゼンヘンタイ)」蛹の過程がないものを「不完全変態(=フカンゼンヘンタイ)」と言います。

アリとシロアリ

「シロアリ」と名がつけられていますがクロアリとは全く違います。クロアリは階級で分類してみますと昆虫網・ハチ目・アリ科となります。人家の近くにも多く身近な昆虫の一つですね。

シロアリの大きさや集団生活をする事柄はクロアリととてもよく似ていますが実際にはスズメバチやベッコウバチと近縁なグループです。又クロアリはシロアリにとって最も恐ろしい天敵の1つです。

お住まいされている家屋等で頻繁にクロアリを見かける事がある時はシロアリの生息の可能性があります。実際に襲われている画像がありますのでご覧下さい。

アリとシロアリ

アリとシロアリ

フェロモン

下画像をご覧になって戴くと列をなして移動している様子が分かりますね。実はシロアリは人で言う「目」がありません。

視界がないのにこうして列をなして移動できる理由は「フェロモン」のおかげです。働きアリがフェロモンを地面に付けながら移動する事で自分や仲間に通路を教え情報を供給しあっている訳です。これを「道しるべフェロモン」と呼んでいます。

フェロモン

その他にシロアリが分泌するフェロモンは巣や加害箇所等に刺激が加わると「警戒フェロモン」と呼ばれる物質が分泌されます。これは仲間に危険を知らせる役割。

「性誘導フェロモン」と言って生殖虫:女王が翅を落とした後に雌が雄を誘引(誘惑?)する物質。

「階級分化調節フェロモン」で女王と王が自分達以外に生殖力を制御するフェロモンが確認されています。

こうして見ると「フェロモン」によってシロアリの社会が形成されていると言っても過言ではありませんね。こうした物質は「臭い」による情報の交流ではなく「ホルモン」に近い物質であると考えられています。

翅アリの見分け方

毎年お問い合わせがあるのがこの翅アリはシロアリなのか?とご依頼があります。3つのポイントをよく見れば一般の方でも簡単に見分ける事ができますので、是非参考にしてください。

翅アリの見分け方

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